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金宝山・浄智寺

五代執権北条時頼の三男宗政の菩提を弔うため、夫人と息子師時が創建した鎌倉五山第四位の禅刹です。延文元年の火災により、当初の伽藍は焼失しましたが、室町時代には方丈、書院、法堂など主要な建物や多くの塔頭がありました。

住所 鎌倉市山ノ内1402
交通 北鎌倉駅より徒歩8分

▲ 総門 ▲ 紫式部

総門近くには鎌倉十井のひとつ「甘露ノ井」が残っています。海に近い鎌倉の水は、あまりおいしくなかったようですが、この井戸の水は名水として近隣の暮らしを潤していた由。

紫式部は紫の実が「源氏物語」の作者をイメージさせて名付けられたものです。
秋海堂は中国原産で、日本へは江戸時代初期に渡来しました。ビンク色の花びらが可憐で、赤い茎の節の部分が、緑の大きなハート形の葉の上に伸びています。

▲ 秋海堂 ▲ 鐘楼門

鬱蒼とした杉木立の中、石段を登ると、二階に花頭窓のある唐様の鐘楼門に迎えられます。

本堂・曇華殿にはそれぞれ過去、現在、未来を意味する阿弥陀、釈迦、弥勒の木造三世仏座像が安置されています。

▲ 曇華殿 ▲ 鶏頭

浄智寺が建つ山ノ内地区は、鎌倉時代に禅宗を保護し、相ついで寺院を建てた北条氏の所領だったので、いまでも禅寺が多く、山を挟んだ隣りが駈込寺の東慶寺で、その向かいには円覚寺があります。
どの寺院も丘を背負い、鎌倉では谷戸と呼ぶ谷合に堂宇を並べています。
仏殿脇には先日、誕生された悠仁親王の「お印」となった「高野槙」の巨木があります。

▲ 菊芋 ▲ 高野槙

平成18年9月25日 撮影 湘南太郎

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